男の脱毛で効果が高いのは?メンズ向け脱毛方法の紹介・比較

除毛・脱毛方法の種類 除毛・脱毛

これまで脱毛・毛の処理といえば女性が中心のサービスとして浸透してきました。

でも男の方が毛は濃いですし、同じように脱毛したいと考える人も当然いらっしゃいます。

近年は男性向けに脱毛サービスを提供するお店も増えてきましたが、これまで男の脱毛はサービスを受けられる所・受ける人も少なかったため、周りに聞いても「どのような種類がある」とか「どの脱毛が効果が高い」だとかそのような情報はあまり知られていません。

脱毛と一言に言ってもサービスによって、脱毛の方法・効果・費用などは異なります。

決して安いものではありませんし自分の体毛・身体に関することなので、それぞれの特徴を把握して自分が納得するものを検討してみると良いでしょう。

除毛・脱毛の種類

まずは脱毛という行為について。

厳密には毛を抜いていない除毛と呼ばれる方法もありますが、除毛・脱毛関連のものは混在して脱毛グッズとして紹介されていたりします。

家庭でできる除毛・脱毛グッズもあればクリニックやエステサロンで行う本格的なものまで種類は様々なので、まずはそれらの特徴や違いについて見ていきましょう。

除毛・脱毛クリーム

家庭でできる手軽な脱毛グッズとして除毛クリーム・脱毛クリームと呼ばれるものがあります。

毛の処理をするときカミソリで剃毛すると肌を傷つけてしまうことがありますが、除毛クリームを使うと広い範囲でも塗るだけで毛の処理ができるというお手軽さ。

価格も1,000~3,000円程で手に入るものも多く試しやすい方法です。

ただし、これは脱毛ではなく除毛。

クリームが付いた毛は科学的に切れやすい状態になり、肌に埋まった部分との境界部で毛が切れて除毛が行われます。

カミソリのように切断面が鋭利にならないため、幾分かチクチクしないという有利さはありますが、毛を根元から除去するようなものではないためすぐに新しい毛が生えてきます。

家庭で使えるため比較的安全なものではありますが、肌が弱い・肌に合わないと赤く腫れ痛みがある可能性もあるため、体の一部でテストを行ってから使用しましょう。

ワックス脱毛

ワックス脱毛は接着剤となるワックスを肌に塗り、一気に剥がして毛を引き抜く脱毛方法で、特にエチケットゾーン(VIO)のワックス脱毛はブラジリアンワックスと呼ばれることもあります。

子供の頃などにガムテームを肌に貼ってビリっと一気に剥がしたことがある方もいると思いますが、それの強力バージョンと思えばよいと思います。

ワックス脱毛は毛を根元から抜くのでしばらくはツルツルの状態を作ることができます。ただし、毛を作る細胞を破壊するわけではありませんし、また普通に毛は生えてくるため定期的に脱毛が必要になります。毛をワックスに付着させて抜く性質から、毛が表面に1cm程度でた状態で行う方が望ましく、月に1回程度毛が伸びたら脱毛を繰り返します。

ただし、自分で何度もワックスを塗って剥がすというのは手間や痛みが苦行に感じる人もいるでしょう。ワックスは種類によっては温めて使う必要があり手間がかかるため、温め不要のものがおすすめです。

剃毛に比べると処理頻度が少なくチクチクしないため、「お店に行く暇がない」「行くのが恥ずかしい」「低予算で行いたい」「指など部分的な脱毛なのでこれで十分」という人がセルフ脱毛するにはおすすめです。

家庭用脱毛器

家庭でも手軽に脱毛が行えるという家庭用脱毛器。

価格は数万円程度と美容家電の中ではかなり高価な部類になります。

家庭用脱毛器には次のようなものがあります。

サーミコン式脱毛器

こちらは脱毛器という名が使われますが実際は脱毛器ではなく除毛機。

毛を刃で切ったり科学的に切断するわけではなく熱で毛を切る仕組みで、NO NO HAIR(ノーノーヘア)という商品が一時期流行りましたがアレのことですね。

表面の毛を処理するだけなので脱毛のようにツルツルの状態が長く続いたりはしません。

便利なのは小型で持ち運びもしやすい点や毛の切断面が鋭利にならないため、剃毛したようなチクチク感がないことでしょう。

一方で高温の熱線で焼き切る仕組みであるため毛が焼ける臭いが気になったり、ムダ毛が多いと除毛効率が悪かったり、複雑な場所では火傷のリスクもあります。

男性でヒゲ以外の体毛を日常的に処理する人は少ないと思いますので、脱毛を考えている人のニーズとはズレがありそうですね。

毛抜きタイプの脱毛器

一番簡単な脱毛方法は毛抜きで毛を抜くこと。実際ヒゲや眉毛は抜いて整えている方もいるでしょう。

でも腕やスネ、尻など範囲が広いと毛抜きで一本一本抜いていては埒があきません。そこで役立つのが毛抜きタイプの脱毛器。

髭剃りのような形状で、回転するローラーに付いた爪が毛を掴み、電動で次々と毛を抜いてくれる家電です。価格も1万円前後、旧機種ならもっと安くで手に入りますし、小型・軽量なため持ち運びもできて便利です。

脱毛効果としては電動のパワーで抜くため全ての毛が抜けるわけではなく切れてしまう毛も多いようで、しばらくの間繰り返し使うことで徐々に全体の毛が抜かれていくというものです。

デメリットは電動で次々と毛を抜くため痛い・肌がかぶれるといったものや、抜いた毛が辺りに散らばること。また、最近の機種は大分改善されているようですが、音がうるさいというのも良く聞きます。

このタイプではパナソニックのソイエシリーズやブラウンのシルク・エピルシリーズなどがあります。

光脱毛器

多くの方が脱毛と聞くとエステサロンなどで行う光脱毛を想像されると思います(ピカッと光を当てることで毛が抜けてくるという脱毛)。あの仕組みを家庭用にコンパクトにした機械で、高価とはいっても脱毛サロンに通うよりは安いし自分で脱毛したい部分だけに自由に使えるため人気があります。

ただし、家電として誰でも比較的安全に扱えるような作りになっているため出力も抑えられており、お店で行う脱毛程期待はできません。

特に男の場合は毛が濃かったり、根深かったりするため、毛が比較的薄い部分やお店で脱毛して薄くなった部分を継続して脱毛したい場合などに使った方がよいでしょう。

エステサロンの脱毛

エステサロンは女性向けにやっているけど男性も受けられるという男女共用のものと、男性専用のメンズエステとがあります。

メンズ専用の場所でなければVIOなどエチケットゾーンは受けられない場合や、女性の毛と男性の毛は太さ・深さが異なるため、脱毛が今一進まないこともあります。もし通うならメンズ専用サロンがおすすめでしょう。

ちなみに脱毛サロンには次のような種類があります。

ワックス脱毛

前述のワックス脱毛は、ブラジリアンワックスなどと呼ばれる専門店もありエステサロンでサービスを受けることができます。

塗ったワックスを自分で剥ぐのは勇気がいりますが、お店でやってもらうと容赦なく次々に作業してもらえますし、自分でやりにくいところも対応してもらえるため、ワックス脱毛に興味がある人はいってみると良いでしょう。

光脱毛

光脱毛はフラッシュ光線を使って脱毛を行う方法で、光の種類によってキセノン(いわゆるカメラのフラッシュ)やLED式のものがあります。

後述するレーザー脱毛と基本的に脱毛原理は同じです。

  • IPL脱毛:キセノンランプを使った脱毛
  • s.s.c脱毛:光に加えて毛の成長の抑制効果のあるジェルを併用する脱毛

HR式レーザー脱毛と同じ脱毛原理で、肌に向けて強い光を照射すると黒い毛(体内で生成されるメラニンという色素)が強く反応して光を熱エネルギーに変換し、発生した高熱で毛の成長を司る毛母細胞を弱らせる(レーザーなら組織破壊)することで毛が成長できなくなり脱毛されるというものです。

  • SHR式脱毛(蓄熱式脱毛)

従来の毛根にダメージを与える方法とは異なり、発毛指令を出すバルジ領域と呼ばれる部位にダメージを与えることで発毛指令が出にくくし、次の毛が生えないことで脱毛する。

ただし、両者の違いは出力が大きく異なること。

レーザー脱毛と比べ、脱毛が終わるまでに長期契約が必要になり手間とコストが大きくなる可能性があります。また、毛が生えにくくはなるものの永久脱毛ではないため、将来的に再生してくることもあります。

しかしその分施術時の痛みや肌へのダメージも少ないため、エステで行う脱毛としてはニードル脱毛よりトラブルになりにくいのが特徴です。

脱毛マシンの種類が多く、機種によって冷却用のジェルを塗る・塗らない、光の強度調節可能なもの、照射範囲などがことなります。

ニードル脱毛

光脱毛が緩く広範囲の脱毛を行うものとすれば、ニードル脱毛は毛1本1本をピンポイントで脱毛する技術でその名の通り針(電気針)を使った脱毛方法。毛穴一つ一つに針をさし、その針に電気を流すことで毛根に刺激を与えて脱毛を行うもので、電気脱毛と呼ばれることも。

1本1本手作業で行うため施術に大変時間がかかり、料金も高価であるため広範囲の施術には向きません。

しかし脱毛効果が高く1本1本作業するためヒゲや眉毛のデザインなど細部の脱毛に向いています。また、電気針で毛母細胞へ直接刺激を与えていくため、光脱毛やレーザー脱毛では脱毛できない白髪・産毛部分も脱毛が可能です。

このため、レーザー脱毛で広範囲の脱毛を行い、光やレーザーが反応しない毛に対して仕上げにニードル脱毛を行う人もいるようです。

ただし、皮膚に針を刺して電気を流すため、当然強烈な痛みが伴いますし、肌荒れなどの症状を引き起こすリスクも高くなります。

現在毛乳頭や皮脂腺開口部など細胞を破壊して永久脱毛を行う行為は、医療機関以外で行えば医師法違反になると定められています。ニードル脱毛は効果が高い脱毛として知られていますが、一体どちらに当たるのか。

ニードル脱毛は医療行為?

ニードル脱毛と言っても実際はクリニックで行う絶縁針脱毛エステサロンで行う美容電気脱毛とがあります。

両者の違いは針の構造。毛根まで電気針を刺すと当然毛穴の入口付近の肌も電気針に触れ、電気を流したときに熱で火傷する可能性があります。針の皮膚に触れる部分を絶縁体で覆い、より安全にしたものが絶縁針脱毛。

エステサロンの美容電気脱毛も針がより細くなったと改善されてはいるものの、電気針を受けるなら医療機関で受けた方がリスクを減らせそうです。強烈な痛みを伴うとされる針脱毛も医療機関でなら麻酔も使えますし、肌トラブルが起こっても対処が可能ですからね。

しかしなぜエステを選ぶ人もいるかというとコスト面。エステサロンの方が医療機関よりも安い料金であることが多く、価格重視でエステを選ばれる方もいるようです。

脱毛効果が高い分リスクも大きい脱毛になるため、人によっては肌に以上が起こることもあります。そのようなトラブル発生時にどこまで処置がしてもらえるかという点では、やはり医療機関の方が優れていますし契約トラブルになる可能性も少ないでしょう。

項目 病院(美容外科、クリニックなど) エステサロン、脱毛サロン
針脱毛の種類 絶縁針脱毛 美容針脱毛
針の安全面 肌を傷めにくい 肌を傷めるリスクがある
肌トラブル発生時 医師がいて診察・処方が可能 肌トラブル発生時に契約トラブルに発展しやすい
費用 高い 安い

医療レーザー脱毛

レーザー脱毛は医療レーザー脱毛とも呼ばれ、医療機関(病院、クリニックなど)でしか受けることができません。

光脱毛は毛が徐々に薄くなるものの処理をやめればまた生えてきますし、ニードル脱毛は時間(手間)と費用がかかるため、永久脱毛をするならレーザー脱毛が向いています。

光脱毛に比べ強力なレーザー光を使うため脱毛効果が非常に高い分、痛みや火傷などのリスクも高いためレーザー脱毛器自体が医師・看護師などでなければ扱うことができません。エステの光脱毛に比べると確かに肌を傷めるリスクは高くなりますが、医療従事者が施術し、クリニック内で診察や薬の処方もできるためケアの質も高くなります。

エステとの比較では強い痛みを引き合いに出されますが、病院で行うため麻酔を使うことができます。麻酔といっても歯医者などで使われ、子供でも使用できる笑気ガス麻酔を使う場合が多いようです。

また、かなり痛いとして知られているのはレーザー脱毛は従来のHR式レーザー脱毛器のこと。最近では脱毛原理の違うSHR式(蓄熱式)脱毛と呼ばれる痛みの少ない新しいレーザー脱毛機もあります。

従来の医療レーザー脱毛(HR式脱毛器:レーザー式脱毛器)

こちらは毛根を破壊するタイプの脱毛方法。

肌に向かって強い光を照射すると、光を吸収する黒い色素(メラニン)が強く反応します。肌でいえば黒い毛の部分がこの光を吸収して熱エネルギーに変換し、その熱で毛根周辺の毛乳頭や毛母細胞と呼ばれる毛の生成を行う細胞を破壊して脱毛を行います。

このような脱毛原理であるため、産毛や白髪などメラニンが少ない毛には光が反応しないため脱毛できませんし、日焼けや皮膚疾患で肌色が黒い場合、肌の方が反応して焼けてしまうため施術は行えません(実際の施術前に判断してもらえます)。

「パチン、パチン」とレーザーの照射間隔は長いものの、その分照射された毛は一時的に200~250℃程の高温になり、この熱で組織にダメージを与えます。ただし大変高熱であるため、レーザー照射と同時に冷却も行うものの施術時の痛みが強いとされています。

出力が高く、細かい範囲の施術が可能であるため、耳・鼻の穴などの細部やデザインヒゲ脱毛などに使われます。また、現在生えている毛に効くため、照射してから効果が現れ始めるとポロポロと毛が抜けていき、一時的に肌がツルツルの状態になります(毛周期の関係で1回の施術ではおよそ20%の毛にしか効果がないため、施術回数が少ないうちはまた次の周期の毛が生えてきます。)。

現在この仕組みを使っているのは次のようなレーザー脱毛器があります。

レーザー(触媒)の種類 波長 レーザー脱毛器の機種名
アレキサンドライトレーザー 755nm GentleLASE(ジェントルレーズ)
ダイオードレーザー 810nm ライトシェアデュエット
ベクタス
YAGレーザー 1064nm ジェントルYAG

レーザーは使用する触媒によって種類が分けられ、それぞれ波長が異なります。波長が長い光の方がより深い毛にアプローチできるため、男の根深い毛を脱毛するならダイオードレーザーかYAGレーザーを使った脱毛器がおすすめです。

新しい医療レーザー脱毛(SHR式脱毛器:蓄熱式脱毛器)

SHR式脱毛は従来の毛根を破壊するという脱毛方法とは原理が異なります。

これまでの脱毛は毛の生成を司る毛母細胞・毛乳頭を熱で破壊するというメカニズムでしたが、SHR式脱毛では毛母細胞の元となる細胞を破壊し、毛の元が作られないことで脱毛を行います。

毛の周囲には毛の生成に係る重要な細胞を作り出すバルジ領域と呼ばれる部分があります。ここで作られた発毛因子(細胞)が毛母細胞となり毛の生成を行っていますが、この元を断つ仕組みです。

SHR式脱毛器では、メラニンを狙い撃ちするのではなく毛の周辺の組織全体に低出力(40~50℃の低温)の熱を繰り返し照射して蓄熱し、この熱でバルジ領域を破壊します。

このため、肌の色(日焼けなど)や毛の色(白髪や産毛)に左右されずに脱毛を行うことができます。また、低出力で行うためHR式脱毛器に比べて痛みが少なく肌へのダメージも少なくなっています。

脱毛効果として、HR式(レーザー式)が今の毛が抜け落ちていくのに対しSHR式(蓄熱式)は次の毛が生えてこなくなるというもの。また施術が広範囲を高速で行え、デザイン脱毛のようにメリハリのあるものではなく全体の密度を減らすのに向いています。

脱毛の種類比較

先程紹介した脱毛方法について、ザックリと表にまとめて見てみましょう。

直接毛を抜く・切る脱毛方法比較表

比較的簡易な脱毛方法として、皮膚表面に飛び出た毛を処理する除毛や道具を使って毛抜きを行う脱毛方法を比較してみます。

薬剤や熱で毛を切断・除毛 / ワックス・電動で毛を抜く脱毛グッズ
項目 家庭用 エステ
(メンズエステ・脱毛サロン)
除毛脱毛の種類 除毛(一時的な除毛) 脱毛(一時的な減毛) 脱毛(一時的な減毛・除毛)
脱毛器の種類
除毛脱毛クリーム

薬剤で科学的に毛をちぎり除毛

【家庭用脱毛器】
サーミコン式脱毛器

バリカンのような形状で中の熱線で毛を焼き切り除毛

ワックス脱毛

ガムテープ脱毛の強力版。接着剤となるワックスを肌に塗り、一気に剥がすことで毛を抜く

【家庭用脱毛器】
電動毛抜き脱毛器

電動で回転するローラーに自動で開閉する毛抜き複数が付いおり、肌の上を滑らせると電動で毛を抜く

ワックス脱毛

ガムテープ脱毛の強力版。接着剤となるワックスを肌に塗り、一気に剥がすことで毛を抜く

メリット・デメリット
除毛脱毛クリーム
メリット
刃を使わないため脇や足の付け根など凹凸部や脚全体など広範囲の処理が容易
科学的に毛をちぎるため毛先がチクチクしない
デメリット
除毛(表面の毛のみを処理)であるためすぐに毛が生えてくる
【家庭用脱毛器】
サーミコン式脱毛器
メリット
コンパクトで軽く使用中も疲れないし、長期出張にも携行しやすい
毛を焼き切るため毛先がチクチクしない
デメリット
除毛(表面の毛のみを処理)であるためすぐに毛が生えてくる
毛の焼ける臭いがする
ワックス脱毛
メリット
ワックス脱毛はガムテープ脱毛の強力版。一度で今生えている毛を根こそぎツルツルに脱毛でき、剃毛のようにチクチクしない。
毛の色(白髪・産毛)や肌の色に影響されずに脱毛できる
デメリット
「ワックスを塗る→シート重ねる→剥がす」を少量ずつ繰り返す必要があり手間がかかる
ワックスの種類によっては温める必要がありさらに大変
【家庭用脱毛器】
電動毛抜き脱毛器
メリット
手抜きよりも効率的
毛の色に関係なく脱毛可能
デメリット
男の太い毛は抜けずに切れることがある
機種によっては毛が辺りに散らばる
ワックス脱毛
メリット
自分でやりにくい部位を頼めるがセルフよりコストがかかる
毛の色(白髪・産毛)や肌の色に影響されずに脱毛できる
デメリット
施術者が女性のサロンも多く、ブラジリアンワックスは恥ずかしさもある

※ブラジリアンワックス:VIOなどエチケットゾーンのワックス脱毛

脱毛頻度
除毛脱毛クリーム

月に1~2回程度の除毛が必要
毛が短すぎると上手くちぎれないこともあり、髭剃りのように毎日使うことはできない

【家庭用脱毛器】
サーミコン式脱毛器

月に1~3回程度の除毛が必要
短い毛を無理に切ろうとすると熱線が肌に触れて火傷をすることも

ワックス脱毛

月1回程度の脱毛が必要(毛の長さが1cm程度必要なため毛が少し伸びてから次の脱毛を行う)

【家庭用脱毛器】
毛抜き式脱毛器

月に1~3回程度使用
抜けずに切れる毛も多いため、6,7回と繰り返し使ううちに全体的な脱毛効果を得られる。

ワックス脱毛

月に1回程度の脱毛が必要(毛の長さが1cm程度必要なため毛が少し伸びてから次の脱毛を行う)

痛み
除毛脱毛クリーム

ほぼない
肌に合わないと腫れたりかぶれることもあるため腕などでテストが必要

【家庭用脱毛器】
サーミコン式脱毛器

ほぼない
短くカットしようとしすぎたり、関節部などに無理やり当てると肌が熱線に触れて火傷することも

ワックス脱毛

施術時は痛い
(瞬間的で尾を引く痛みではない)

【家庭用脱毛器】
毛抜き式脱毛器

電動で毛をブチブチ抜くため痛みを伴い人によっては赤く腫れる
脇など脱毛器を当てにくい場所は肉を挟んだりすることも

ワックス脱毛

施術時は痛い
(瞬間的な痛みで尾を引く痛みではない)

リスク 少ない
※除毛クリームが肌に合わないと腫れたり、サーミコン式脱毛器は熱線が肌に触れて火傷をする可能性があります。
普通
どちらも一時的に赤くなり、毛抜きの刺激や毛穴に菌が入ると肌荒れ・かぶれが起こることがある。
ワックス脱毛

普通

費用
(参考)
除毛脱毛クリーム

~3,000円程度

【家庭用脱毛器】
サーミコン式脱毛器

新品:27,000円程度
中古:5,000円程度

ワックス脱毛

1個(両すね1~2回分)3,000円程度

【家庭用脱毛器】
毛抜き式脱毛器

新型:10,000~15,000円
型落ち:5,000円程度

ワックス脱毛

フェイス一部位で3,000円、
両脚で10,000円程度

ニードル脱毛(電気針脱毛)

毛穴に針を刺し、通電させた熱で毛根周辺の組織を破壊またはダメージを与えて脱毛を行うニードル脱毛についてエステサロンと病院の違いを比較してみます。

項目 エステ
(メンズエステ・脱毛サロン)
病院
(美容外科・クリニックなど)
脱毛効果 脱毛(一時的な減毛・除毛だが極めて生えにくくなる)

※本来永久脱毛は医療機関でなければ行えないため、ニードル脱毛についても永久脱毛は病院でしか行えないが、「出力を抑えた」「独自の技術」などのため医療行為に当たらないとの見解でサービスが提供されている。

脱毛(永久脱毛)

※組織破壊を伴う施術は医師免許を有しないものが業とすると医師法17条の違反となるため、事実上永久脱毛は病院でのみ可能

脱毛の原理 ニードル脱毛(美容針脱毛
毛穴1つ1つに針を刺し、通電させた熱で毛母細胞などにダメージを与えて脱毛する
ニードル脱毛(絶縁針脱毛
毛穴1つ1つに針を刺し、通電させた熱で毛母細胞等の組織破壊を行い脱毛する。
エステと異なるのは、針の肌に触れる部分が絶縁体で覆われているため、通電時に肌を火傷から保護できる
メリット・デメリット
メリット
1本1本処理するため打ち漏らし等がない
きめ細かい脱毛が可能
白髪・産毛など毛の色に関係なく処理できる
デメリット
脱毛時に非常に強い痛みを伴い、施術後の肌トラブルリスクも高い
施術に時間がかかる
光・レーザー脱毛などと比べても費用が高い
痛み 強い痛み 非常に強い痛み(麻酔が使用可能)
費用 高い
(病院のニードル脱毛に比べると安い)
非常に高い
リスク 非常に高い
(肌トラブル発生時に医療行為が行えないため契約トラブルにもなりやすい)
高い
(抗生物質が使用可能)
体制の違い 医師はおらず、エステティシャン(いわゆる一般人)が施術を行うため、トラブル発生時に適切な処置が行えない可能性がある 医師がおり、診察をしたり麻酔・抗生物質の使用なども可能

光脱毛・医療レーザー脱毛

光を照射した熱で脱毛するものにはエステサロンなどで行う光脱毛と病院などで行う医療レーザー脱毛があります。

方式別に両者を比較してみたいと思います。

毛の生成を担う毛根へダメージを与える脱毛方式

 

項目 エステ
(メンズエステ・脱毛サロン)
病院
(美容外科・クリニックなど)
脱毛の種類 光脱毛 医療レーザー脱毛
脱毛効果 一時的な減毛・除毛

※本来永久脱毛は医療機関でなければ行えないため、ニードル脱毛についても永久脱毛は病院でしか行えないが、「出力を抑えた」「独自の技術」などのため医療行為に当たらないとの見解でサービスが提供されている

永久脱毛

※組織破壊を伴う施術は医師免許を有しないものが業とすると医師法17条の違反となるため、事実上永久脱毛は病院でのみ可能

脱毛の原理 キセノン・LED等のフラッシュ光線を肌に照射するとメラニン(黒い色素:体毛部分)が光をより強く吸収・発熱し、その熱で毛根にダメージを与えて脱毛する フラッシュよりも強力なレーザー光線を肌に照射し、メラニンが光を吸収・発熱してその熱で毛根周辺の組織を破壊して永久脱毛を行う

レーザーの触媒によって波長が異なり、長い波長のものほど根深い毛の脱毛に向いている

メリット・デメリット
メリット
1本1本処理するため打ち漏らし等がない
きめ細かい脱毛が可能
白髪・産毛など毛の色に関係なく処理できる
デメリット
脱毛時に非常に強い痛みを伴い、施術後の肌トラブルリスクも高い
施術に時間がかかる
光・レーザー脱毛などと比べても費用が高い
メリット
1本1本処理するため打ち漏らし等がない
きめ細かい脱毛が可能
白髪・産毛など毛の色に関係なく処理できる
デメリット
脱毛時に非常に強い痛みを伴い、施術後の肌トラブルリスクも高い
施術に時間がかかる
光・レーザー脱毛などと比べても費用が高い
痛み ほとんど痛みはない
むしろ冷却の冷たさの方が気になる
強い痛み
費用 安い
※1契約の料金は安いものの出力が弱く長期契約が必要になるため結果的に高くなることも
高い
※光脱毛と比較して高いとされるが、出力が高く短期で効果が得られるため結果的に安くなることも
リスク 低い
パワーを抑えた機器で効果が低いがその分リスクも低くなる
高い
強力なレーザー光を使うため肌がダメージを受ける可能性がある
体制の違い 医師はおらず、いわゆる一般人が施術を行う 医師がおり、診察をしたり麻酔・抗生物質の使用なども可能

発毛指令を出すバルジ領域へダメージを与える蓄熱式脱毛

項目 エステ
(メンズエステ・脱毛サロン)
病院
(美容外科・クリニックなど)
脱毛の種類 光脱毛 医療レーザー脱毛
脱毛効果 一時的な減毛・除毛

※本来永久脱毛は医療機関でなければ行えないため、ニードル脱毛についても永久脱毛は病院でしか行えないが、「出力を抑えた」「独自の技術」などのため医療行為に当たらないとの見解でサービスが提供されている

永久脱毛

※組織破壊を伴う施術は医師免許を有しないものが業とすると医師法17条の違反となるため、事実上永久脱毛は病院でのみ可能

脱毛の原理 バルジ領域(毛根の元となる発毛因子が作られ発毛の司令塔などと呼ばれる部分)へダメージを与えることで次の毛が発毛しにくくなることで脱毛効果を得る。

バルジ領域は毛根よりも浅い位置にあるため、連続した光の照射で蓄熱することでダメージを与えることが可能。

バルジ領域(毛根の元となる発毛因子が作られ発毛の司令塔などと呼ばれる部分)を破壊することで次の毛が発毛しなくなることで脱毛効果を得る。

バルジ領域は毛根よりも浅い位置にあるため、連続した光の照射で蓄熱することで破壊が可能。

 

痛み ほとんど痛みはない 痛みは少ない
費用 安い
※1契約の料金は安いものの出力が弱く長期契約が必要になるため結果的に高くなることも
高い
※クリニックによっては店舗によって機械がない、台数が少ないなどで特別料金がかかる場合もある
リスク 低い
レーザーでさえリスクが少なくなるSHR式脱毛でエステ版はさらに出力を抑えるためトラブルなどは起こりにくい
低い
HR式に比べ発生する熱の温度が大きく異なり、また毛の密度に影響されないため肌トラブルなどのリスクも減る
体制の違い 医師はおらず、いわゆる一般人が施術を行う 医師がおり、診察をしたり麻酔・抗生物質の使用なども可能