先日、ゴリラクリニックで人生初の脱毛に挑戦してきました。
やはりネットなどで見ていた情報と自分が体験するのとでは違いがありますね。
カウンセリングや脱毛施術中に色々な話も聞けたので私の体験した内容などを紹介します。
長くなったので施術の様子をご覧になりたい人は目次からジャンプしてご覧ください。
ゴリラクリニック天神院
今回私が脱毛に挑戦したのはゴリラクリニック天神院。福岡市の中心街である天神にあるクリニックです。
福岡市は東西に向けて地下鉄が横断しており、その地下鉄の天神駅降車後、徒歩数分程度で着くため福岡近郊の人からは大変通いやすい立地です。
ローソン横の天神ホワイトビルの3Fがゴリラクリニックですが、2019年3月現在はビルの外装工事中で建物がわかりにくくなっていました。足場が組んでありますが中の店舗は営業中ですので、ゴリラクリニック天神院へ行く予定のある人はご注意ください。
ゴリラクリニック天神院内の様子
ゴリラクリニック天神院に入るとすぐに靴箱があるのでスリッパに履き替えます。
受付を済ませたらすぐ横の待合室で順番を待つことになりますが、紙カップの自販機と水が無料で提供されているので待合室でゆっくりくつろげます。
また、待合室に吊るされたモニターにはゴリラクリニックで脱毛を体験した芸能人の映像が流れていて、施術の体感などが紹介されています。
ゴリラクリニックで人生初の脱毛体験 -カウンセリング
ここからは私が実際に脱毛を体験した様子を紹介します。
脱毛の受付
まずゴリラクリニックに着いたら受付を行います。
ゴリラクリニックは総合クリニックなので脱毛だけでなくAGA治療なども行っているので、「脱毛の予約をしている〇〇です。今回が初めてです。」と名乗るとすぐに伝わります。
私は今回が初めての脱毛だったため、問診票を受け取り待合室で記入を行いました。
問診票ではヒゲ脱毛、VIO脱毛、全身脱毛など脱毛を考えている部位にチェックをつけたり、過去にかかった病気や現在治療中の病気、飲んでいる薬などについて記入します。
この問診票は後でカウンセリングの時に脱毛部位を決めたり、施術前の診察で脱毛施術や麻酔作用の可否を判断する材料となるため、気になることがあれば記入しておくと良いでしょう。
書き終えたら問診票を提出し、自分の順番が来るまで待合室で待機します。
カウンセリング
順番が来ると個室に呼ばれ、カウンセラーとのカウンセリングが始まります。
健康状態(病歴や肌の状態)のチェック
カウンセリングでは問診票に沿って現在の病気や飲用中の薬の有無、日焼けをしてないかなど健康状態に関する確認を行います。
気胸や喘息のをお持ちの方は笑気麻酔が使えないなど施術に絡むことなので、持病や気になることがある人はココできちんと話しておきましょう。
私の場合は現在飲んでいる薬にディレグラという花粉症の薬を書きましたが、麻酔やレーザー脱毛の支障となるものではないため、特に問題なしとのことでした。
もし予約の段階で「カウンセリングのみ」でなく、「カウンセリング後に脱毛」で予約していたとしても健康状態などにより脱毛が受けられないこともあるため注意が必要です。
脱毛部位の確認
予約や問診票にも脱毛予定の部位を申告していますが、カウンセリングではイラストを使いながら脱毛範囲について確認していきます。
脱毛部位に関しては体のパーツごとにかなり細かく境界が決められています。ゴリラクリニックのWebサイトにある図を見ても部位ごとの境界のあたりはどちらの範囲に該当するのか分からないこともあるでしょう。
例えば『ヒゲ脱毛完了コース』の内容は次のようになもの。
部位 | コース料金(6回) | コース終了後の追加施術 |
---|---|---|
ヒゲ3部位 (鼻下・アゴ・アゴ下) |
68,600円 | コース終了後から3年間 1回100円で追加施術 |
部位追加(追加料金) (ほほ・もみあげ) |
58,600円 | |
部位追加(追加料金) (首) |
45,000円 |
※価格は全て税抜価格

ゴリラクリニックのWebサイトにはゴリラのイラストで脱毛範囲が描かれていて大まかな部位は確認できます。しかし、境界付近にある毛は「鼻下・アゴ」なのか「ほほ・もみあげ」なのか、「アゴ下」なのか「首」になるのかと自分では判断に困ります。
脱毛範囲が「ほほ・もみあげ」や「首」まで及ぶ場合は追加料金が必要になるため脱毛の検討にあたり影響が大きいですよね。
カウンセリングでは手鏡を渡されて、自分の顔を見て指差しながら『鼻下はここまで』『アゴはこのラインまで』『アゴ下はこの範囲になります』と詳しく確認することができました。
私の場合、ヒゲ脱毛は基準の3点(鼻下・アゴ・アゴ下)に収まり追加料金は発生しないということが確認できました。
『ヒゲ脱毛したいけど標準の3部位だけで収まるだろうか』とモヤモヤされている方はカウンセリングを受けて確認するのが早くて確実だと思います。
脱毛の原理について
脱毛初心者で脱毛の知識はあまりないという人でもちゃんと納得してから契約するか決めたいですよね。
カウンセリングではレーザー脱毛の原理からしっかり解説してくれます。イラストを使ったり黒いボールペンを毛に見立てて解説してもらえたのですごく分かりやすかったです。
また、ゴリラクリニックで使用するレーザー脱毛機についても説明がありました。
脱毛クリニックなどでよく見かけるソプラノアイズ、ジェントルレーズマックスプロ、ライトシェアデュエット(ライトシェアデュエット HS)といった脱毛器も一部取扱はありますが、これらの配備状況は店舗によって異なります。
ゴリラクリニックで主流としているのはHR式のYAGレーザーと蓄熱式のメディオスターNeXTの2機種。脱毛原理の異なる2機種を全店舗に完備することであらゆるニーズに対応しています。
私が脱毛を受けたゴリラクリニック天神院ではYAGレーザーとメディオスターの2機種のみ取扱っているとのことでした。
ちなみにYAGレーザーとメディオスターは脱毛の原理が異なるものの最終的な脱毛効果に違いはありません。両者の違いはズバリ「施術中の痛み」と「毛の抜け感」。
HR式脱毛機YAGレーザーについて
YAGレーザーは照射感覚の長い単発式のレーザー。波長が長く男の根深い毛でもしっかり毛根を組織破壊する程の高出力で熱を加えるため痛みも強くなります。
現在生えている毛の毛根を破壊するため、照射から1週間〜10日ほど経過すると毛がポロポロと抜け落ちる感覚をあじわえるのが特徴です。
蓄熱式脱毛機メディオスターについて
メディオスターは蓄熱式脱毛機と呼ばれるもので、一発で強い光を出さずに弱いレーザーを数発連続で照射して蓄熱で部位を破壊するレーザー。
毛根ではなく毛根に「毛を作りなさい」と命令を出すバルジと呼ばれる部分を組織破壊します。バルジを破壊すると今生えている毛が抜けた後、次の毛を作る命令が出ないため毛が生えてこないという仕組みです。
バルジは毛根に比べて皮膚の浅い位置にあり熱が伝わりやすいため、出力を抑えたレーザーの蓄熱で破壊が可能です。高出力のヤグレーザーなどに比べ施術中の痛みが少ないのがメリットです。
脱毛原理的に今生えている毛は通常の毛周期を全うして抜けた後、次の毛が生えてこなくなると言うものなので、YAGレーザーのように毛が抜け落ちるような感覚はありません。
ヤグレーザーとメディオスターの比較
特徴の異なる2つの脱毛機は基本的に本人の希望でどちらかを選ぶことができ、料金も変わりません。
ただ部位によってはヤグレーザーのみ、メディオスターのみと決められているため機種を選べないところもあります。
YAGレーザー | メディオスター | |
---|---|---|
本体写真 | ![]() |
![]() |
ヘッド部分写真 | ![]() |
![]() |
脱毛効果 | どちらも同じ | |
施術中の痛み | 痛みが強い | 痛みが弱い |
毛の抜け感 | ポロポロ抜け落ちる感覚がある | 特に毛が抜け落ちる感覚はない |
施術部位 |
鼻の穴、耳、デザイン脱毛はYAGレーザーでのみ行える
顔周りのヒゲ脱毛とVIO脱毛でYAGレーザーとメディオスターを選択可能 |
顔、VIO以外の体の脱毛はメディオスターでのみ行える
顔周りのヒゲ脱毛やVIO脱毛ではYAGレーザーとメディオスターを選択可能 |
毛周期と脱毛回数
毛は毛周期と呼ばれるサイクルで生えたり抜け落ちたりを繰り返しています。
- 成長期:毛根から新しい毛が作られどんどん伸びていく時期
- 退行期:伸びた毛は代謝や外部からの刺激によって抜け落ちていく時期
- 休止期:毛が抜けてから次の毛が作られるまでの時期
これらサイクルのうち、レーザー脱毛の効果があるのは全体の1~2割に当たる成長期の毛のみ。
毛周期のサイクルは部位によっても異なりますが、およそ半年~2年程かけてこのサイクルを繰り返しています。ヒゲなら8~12週間隔、体なら10~14週間隔と間隔を空けて照射を繰り返すことで、施術のタイミングと成長期が重なった毛が脱毛されて徐々に毛量が減っていきます。
カウンセリングでは芸能人の施術写真(「〇回照射後の状況」が時系列で並んだもの)をパソコン画面に映して説明してもらえたので大体の脱毛回数と効果をイメージすることができました。
脱毛のリスク
レーザー脱毛は施術時の痛みだけでなく、施術後のリスクも伴います。脱毛を行う際には、そのリスクを理解し、承諾したうえで契約へ進めます。脱毛では次のような注意・リスクを説明してもらいました。
タトゥーはタブー
タトゥーは皮膚の中に入れた墨が毛と同じようにレーザーに反応して熱を発してしまい火傷を引き起こします。そのため、タトゥーがある場所から余裕をもって3cmほど離した部分までしかレーザー脱毛はできないとのこと。
また、過去にタトゥーを消した事がある人も要注意。
本人もタトゥーを消したことを忘れていて、その部分をレーザー脱毛したところ施術中にその部分が強く痛み、火傷を起こしたなんてこともあるのだとか。
タトゥーは消したとしても皮膚の中の目に見えない所に墨が残っていてレーザーに反応することもあるため、一度でもタトゥーを入れたことがある人はきちんと部位を申告し、施術のときに避けてもらわなければなりません。
増毛化・硬毛化
元々毛が薄い二の腕や背中などを脱毛すると毛が減らず反対に太くなったり増えたりする増毛化・硬毛化と呼ばれる現象が起こるリスクがあるそうです。
とは言っても全身ツルツルにしたいという人もいるでしょうし、リスクを承諾したうえで施術を行うことは可能とのこと。
毛嚢炎(もうのうえん)(毛包炎(もうほうえん))
脱毛後に毛穴がニキビのようにポツポツと腫れあがる現象。毛穴が傷付いたり汗などで湿った状態が続き、肌の常在菌であるブドウ球菌が侵入すると発症します。
体の中心線上の特に皮脂が多いとされる部位(顔や胸など)にできやすい傾向があります。
約1時間に及ぶカウンセリングが終了
脱毛も初めてですし、女性カウンセラーの方と個室に二人でVIO脱毛の事とかも相談したので、最初は結構緊張して聞かれたことだけ答えている感じでした。
でも大変気さくな方だったので途中からガンガン質問とかしてたら1時間くらい経過していました。
マンツーマンで徹底的に話ができるので脱毛に関する不安や疑問点はこの時点でかなり解決するんじゃないでしょうか。私も気になることは都度質問させて頂いたので、最後には疑問もなくしっかりと脱毛について納得することができました。
医師による診察
一通り脱毛の説明やカウンセリングが済むと一旦カウンセラーの方が退出し、今度は医師がカウンセリング室へ入ってきて引続き診察が始まります。
ここでも問診票やカウンセラーと話した病気や薬などに関する内容を再度確認していきます。
その他にも脱毛行為にはリスクも伴うこと、脱毛で異常が発生しないためには自分で行うスキンケアも大事だということなどの説明を受けました。
基本的には問診票やカウンセラーとの話の中で聞き取りが行われ、麻酔の使用や脱毛後のリスクなどに係わる部分を医師が専門的に再確認・診断するというような感じです。
私の場合は特に気に留めることもなかったため、診察は10分程度で終わりました。
料金プランの説明
脱毛に関するリスクも十分理解したところでまたカウンセラーにバトンタッチして、今度は料金プランの説明がありました。
脱毛する部位を決める
ゴリラクリニックのサイトを見ると1部位ごとの料金設定と複数部位がセットになったコース料金が用意されています。
でも実際のところ2~3部位を脱毛するとなると、部位ごとの料金で受けるよりもセットコースを選んだ方が料金が安く、より多くの部位を脱毛できるため、1部位だけ脱毛するという人はあまりいないようです。
VIO脱毛のように脱毛部位が絞られている人はマタツルコースのように専用のセットプランを利用し、腕毛・腋毛・すね毛・尻毛など脱毛したい部位が離れている人は全身脱毛またはセレクト全身脱毛(体の範囲で8部位を選択可能)を利用するのが結果的に安くてたくさんの部位を脱毛できるということですね。
この辺は希望する脱毛部位に合わせて一番安くなるコースをカウンセラーの方が案内してくれるため、自分で悩む必要はありません。
脱毛を受ける曜日(平日のみor休日も含める)と麻酔を付けるかどうか
部位が決まったら料金プランはザックリ言うと平日のみの施術か休日もOKか、また麻酔込みか無しかの4種類。
麻酔代込み | 麻酔なし | |
---|---|---|
平日+休日で脱毛可能 | パターン1 | パターン2 |
平日のみ脱毛可能 | パターン3 | パターン4 |
休日は予約が集中するため平日のみで施術が行える人(パターン3、4)はその分安く収まります。
脱毛前後の美容ケア
脱毛は肌へダメージを与え毛嚢炎などを引き起こす可能性があるため、傷んだ肌のケアやリスクの低減を目的とした美容ケアとセットになった脱毛コースもあるとのこと。美容ケアは次の2種類。
脱毛施術前に行うピーリング・洗顔
脱毛前に古い角質などを除去して肌をキレイ・清潔にすることで毛嚢炎の予防に繋がります。また、肌の汚れ・くすみが無くなることでレーザーの反応も良くなります。
ピーリング・洗顔を付ける場合は脱毛で予約した時間よりも10分程早くゴリラクリニックへ行く必要があります。
脱毛施術後に行うイオン導入
通常人の肌はバリア機能が備わっているため、化粧品を肌に塗っても角質層までしか浸透しません。しかし、イオン導入では電気的に肌のバリアを緩和し、より深い真皮層まで有効成分を浸透させることが可能です。
イオン導入で浸透させられる有効成分は次の3つのうちどれか一つ。
- ビタミンC
- プラセンタ
- ヒアルロン酸
ゴリラクリニックでは肌質チェックを行い、その人の肌に一番合った成分をイオン導入します。ただ人によっては『ヒアルロン酸を入れたい』など希望もあると思うので、そのときは相談可能とのことです。
こちらは脱毛後に15分程度の時間で行うことができます。
ピーリング・洗顔とイオン導入の2種類の美容ケアは、通常の脱毛コースに加えて「両方のケアを追加」または「どちらか片方のケアを追加」することができます。(当然付けなくてもOKです。)
脱毛料金のまとめ
実際の脱毛料金はここまで説明したものを考慮して計算される仕組みです。
- 脱毛の部位
- 脱毛を受けるのが平日のみか休日も含むか
- 麻酔を含めるか
- 美容ケア(ピーリング・洗顔またはイオン導入)を付けるか(両方または片方)
ヒゲ脱毛完了コースでは計6回の脱毛を受けた後3年間は1回100円(税抜)で追加施術が受けられますが、麻酔や美容ケアとセットで契約した場合、追加施術のときもこれらの追加サービスが引き継がれます。
ゴリラクリニックはこのアフター料金の安さが魅力なので完全なツルツルの肌を目指す人にとってはとてもありがたい仕組みですね。
ここまで終わった所で、この後脱毛まで予定している人は脱毛の準備ができるまで一旦待合室へ戻ります。
YAGレーザーによるヒゲ脱毛を体験
施術室へ案内され、いよいよ脱毛が始まります。
脱毛範囲のマーキング
診療台に横になるとまずは脱毛部位のマーキングを行います。マーキングにはオレンジ色のペンを使っていますが、濡らしたガーゼで撫でるだけですぐ取れるので消えなくて困るようなことはありません。
最初に手鏡を渡されて、実際にマーキングされた範囲を自分でも確認してから施術に入ります。
施術中はレーザーの光が目に入ると危険とのことで、ここからはアイマスクを着用するので施術中の様子を見ることはできません。
でも逆に施術者の方と目を合わせ続けとくのも何ですし、目をつぶっていた方がリラックスできていいかなと思います。
剃り残しのシェービング
脱毛前には自分で剃毛してからクリニックを訪れます。
それでも予約の時間が夕方でヒゲが少し伸びてしまっていたり、剃り残しがあったりするのでゴリラクリニック側で施術直前に仕上げのシェービングを行ってくれます。
剃り残しが多すぎたり、そもそも剃毛を忘れるとシェービングに時間がかかり、次の予約者もいるため施術が途中で打ち切りということもあります。できるだけキレイに剃ってから行きましょう。
施術前の写真撮影を行い、施術用の細かなマーキングを書き足したら最後に肌を消毒します。
これで準備が整ったのでいよいよ脱毛に入ります。
テスト照射
まずは1発テスト照してから始めていきます。
毛が密集していて骨の周辺だと痛みが強いそうで、痛そうな気配がビンビンするアゴ下部分に1発テスト照射を行いました。

それではテスト照射を始めていきます。

はい、お願いします。
(ゴムでパチンとした痛みとかどうせ大したことないんやろ)

行きまーす、ハイッ
「ピッ、プシュッ」
(バチーン!!!)

ふぁ!? な、なんやこの衝撃は!?普通にめちゃ痛いやんけ(笑)
ネットなどでは「パチンとゴムで叩かれたような痛み」という表現をよく見かけていましたが、実際自分で食らった感覚では『バチーン!』と太めのゴムをかなり強めに引いて弾かれたような強烈な痛みでした。
「どうせ意外と痛くないんでしょ?」とレーザー脱毛を甘く見ていたため、人生初のレーザー照射は想像の遥か上をいく衝撃で思わず笑いがこみ上げてきました。
テスト照射が終わって特に問題なければ本照射へと進みます。
YAGレーザーでヒゲ脱毛開始
本施術では右側のアゴ下から順にレーザーを照射していきます。

それじゃあ脱毛を始めていきますね。ハイッ
「ピッ、プシュッ」

イッタ!・・・くない。
プシュッと冷たい風が出てるだけで全然痛くないんやけど!?
テスト照射では毛の密度が高い部分だったのでバチーンと衝撃が走りましたが、毛の密度が低い部分ではレーザーの照射と共に噴出される冷却ガスの感覚の方が大きく、「冷たい風が当たってんなー」という感覚。
しかし徐々に顔の中心へ近づくにつれて照射の度に熱を感じるように。
そしてアゴ下へ行くと例の『バチーン!』という衝撃が。
レーザー光を黒い毛が受けると熱に変わる仕組みなので、密度の低い所はあまり熱が発生せず、反対に密度が濃く毛が太い場所は1回の照射で大量の毛が一気に発熱するため痛く感じるんだそうです。
なので毛の密度が高い部位はレーザーの出力を落として脱毛を行い、脱毛が進んで密度が減ったり元から毛が薄い部分については出力を高めてより聞きやすくするとのこと。
ヒゲ脱毛の鼻下・アゴ(唇の下)・アゴ下(アゴ骨の周り)のうち顔の中心部分は毛の密度が高く、毛自体も太いため、レーザー脱毛の中でも1、2を争う痛みと言っても良い部位です。
アゴ下が終わった所から笑気麻酔を使いました。

痛みに弱くたっていいじゃない。だって男だもの by侍
笑気麻酔を初体験
笑気麻酔は鼻に吸引用のノズルを取付け、鼻から吸って口から吐くように呼吸して吸引します。
笑気麻酔を使った状態について、一般的な表現でよく見かけるのは軽く酔っぱらったような感覚。
実際吸い初めて1分も経たないうちにお酒を飲み始めて体が少し火照った時のようなボウっとした感じになります。
本当に酔っ払って横になると世界が回るような感覚がありますけど、あれのかなり弱いような感覚ですね。手のひらをグーパーグーパーしてみると、「うつ伏せ肘立ちでスマホいじってたら肘から先の手がしびれた」みたいな感じの弱いしびれ感覚があります。
ただ全身麻酔のように眠くなったり意識がなくなるような事はなく、あくまで「若干感覚が鈍くなっているのかな?」という程度のものと思ってください。
なので

麻酔使ったから鼻下は楽勝だぜー!今の俺はム・テ・キ
ということはなく、「痛いけど麻酔なしのときより幾分かマシかな」という感じでやはり若干我慢しながら残りの施術を済ませました。
施術が終わると今度は高濃度の酸素を吸引して意識をはっきりさせます。深く数回呼吸を繰り返すとすぐに麻酔の効果は薄れてしまいます。
ただ終わってベッドから立ち上がると、麻酔とアイマスクして横になっていたのが相まって、頭はシャキッとしつつ体はややダル気(軽いこわばりのような違和感)のあるような、まるで疲れて良く寝た次の日の朝のような感覚がします。
この感覚がよくてたまに麻酔を好きになる人がいるらしいですが、当然医療行為以外では使えません。また、しばらくはこの普通ではない状態が残るため、麻酔使用後30分間は運転は控えるよう指導されます。
今回私のヒゲ脱毛は、鼻下・アゴ・アゴ下の3点でマーキング等の準備も含めて大体30分程度で終わりました。
YAGレーザーで鼻脱毛
男の人が身だしなみで気を付ける場所の一つが鼻毛が飛び出ていないかということ。
毛が太いから1本抜くだけでジワッと涙目になります。でも鼻毛カットしたら伸び始めたときにチクチクして痛いから極力手入れしたくないんですよね。
そんな中知ったのが鼻脱毛。
鼻の奥の方は粘膜部分なのでレーザーを当てることは危険ですが、手前の方なら脱毛が出来ちゃうんです。
そんな鼻脱毛にも挑戦してみました。
鼻毛をシェービング
レーザーを照射する毛が長いと熱が生じて危ないので、鼻毛も入念にシェービングから始めます。
ここでもアイマスクをしていたので、詳しい様子は分かりませんが、2段階の電動鼻毛シェーバーを使ってカットしてもらい、2段階目のものはより短い部分で鼻毛を切れる仕様なのか、ややゴリゴリ削られているような感覚がありました。
鼻毛をカットし終えたら消毒します。
綿で粘膜の保護
鼻の奥の粘膜にレーザーが当たらないように照射する片方の鼻の穴に綿を詰め込みます。
ピンセットでスッと差し込んで一瞬でガード完了。
レーザーも光なので、光を吸収せず遮れればそれでよいということですね。
YAGレーザーで鼻毛脱毛
鼻毛や耳毛のような細かい部分はYAGレーザーでしか行えません。
施術中の様子は見えてませんが、レーザー照射ヘッドは細いパーツに付け替えが可能でそれに付け替えて脱毛を行います。
鼻毛も太くて割と密集したポイントですが果たしてどんな感覚なのか・・・。

では照射していきますね。ハイッ
スドンッ!

こ、これは・・・なんと表現してよいのかよくわからない(笑)
毛の密度的に熱も感じますが、冷却ガスの冷たさも感じます。また鼻の奥は綿を詰めておりそこに冷却ガスがプシュッっと当たり風圧も感じるため、鼻に電撃を食らったようなズドンという間隔がきます。
そして香る毛の焼ける臭い。何とも言えぬ独特の香りですね。
片鼻当たり6~7回程度グルっと照射したら綿を取り出して反対側も同じように照射していきます。
ヒゲ脱毛ほど痛くないですが、それなりに衝撃はきます。
ただ照射回数が少ないので、あっという間に終わってしまったという感じです。
鼻毛脱毛は鼻のフィルター機能が弱くなるというデメリットはありますが、普段から鼻毛カットしているなら結局似たようなものですからね。
人に鼻毛を指摘されるのも嫌だし手入れするのも面倒なので、別に鼻毛無いなら無いでいいかなと思って今回鼻毛脱毛してみました。
今後の経過に期待したいですね。
手の甲・足の甲を脱毛
施術室はYAGレーザーの部屋とメディオスターの部屋で分かれています。
体の脱毛はVIO脱毛、手指・手背(手の甲)、足指・足背(足の甲)をメディオスターで行うことにしていたので部屋を移動しました。
着替えて準備
体の脱毛は当然照射する部位の衣服を脱いで始めます。
手や足だけなら靴下を脱ぐぐらいでも良いと思いますが、今回VIOの脱毛があるため下半身は全て脱ぐことに。
一度看護師が部屋から退出し、施術室内で着替えます。
着替えと言っても下半身裸になって、プールのときに使う腰巻タオルを付けるだけ。レーザーを当てていくときは当然めくって施術しますが、ちょっとした待ち時間にかけてもらうだけでも何となく恥ずかしさがやわらぎます。
ちなみにゴリラクリニックではVIOの陰部脱毛は必ず男性看護師が担当することになるので、異性に見られるよりは緊張もせず気が楽だと思います。
脱毛範囲のマーキング
ヒゲ脱毛と同じでまずは脱毛範囲をマーキングしていきます。
ボディはまとめてマーキングするので、手指・手の甲、足指・足の甲とVIO部分を一緒にマーキングしていきます。
VIOゾーンはさすがデリケートゾーンというだけあって、Vゾーン上の方(ヘソ下)に横線を書くときなんかは腹がヒュッとしてこそばいですね。
全体のマーキングが済んだら部位ごとに剃毛・細かいマーキングを行いながら施術に入っていきます。
メディオスターで手の指・手の甲の脱毛
メディオスターは脱毛部分にジェルを塗って施術を行います。
ボディ脱毛でもアイマスクを付けているので目では見えませんが、冷たいヒヤッとする感覚と共にジェルが塗られ、メディオスターのノズルと思われる部分で塗り広げられます。
これで準備が整ったので照射開始です。
YAGレーザーは「ピピッ、プシュ」と機械の音とガスの出る音がセットで単発で打ちながら進めて行きますが、メディオスターは「ピピピピピッ」と機械の音が連続で鳴り、その間にヘッドを滑らせていきます。
メディオスターは冷却ガスが出ませんが、レーザー照射部の隣付いた冷却装置で肌を冷やしながらレーザーを当てていける仕組みになっているんですね。

施術するところにジェルを塗っていきます。

ぴゃああぁ冷たいいぃ。
ジェルを塗り終えたら手の甲の内側から1列ずつ規則的に当てていきます。

それじゃあ始めていきますね。ハイッ
「ピピピピピッ」

ん?今ひょっとして脱毛が行われた??
機械音がしても手に感じるのは冷却装置とジェルの冷たい感覚だけ。
「本当に脱毛してるの?」と疑いたくなるレベルです。

メディオスター最強!!
こんなことならヒゲもメディオスターでやっとくんだったぜー。
「ピピピピピッ」
「ボーッ」

おっ!?今なんか手の中に熱を感じたような・・・
「メディオスターは痛くないしむしろ冷やしすぎ」と油断していたところ、急に手にボーっと熱を感じました。
メディオスターもやはり毛の密度が高い部位になるとレーザーに反応する毛が多く熱量が上がります。
手の甲でいえば小指側の側面に近づくほど密度が高くなっていると思いますが、その付近を脱毛しているときは表面は冷たいのに中はボーっと熱があるような不思議な感覚がありました。
手の脱毛でいえば、指毛付近も骨が近くて熱さを感じやすいのか、熱を強く感じました。
ただそれでも全然痛くないし手は楽勝で終わりました。足指・足の甲に関しても指周りが多少熱を感じたくらいで全体的に痛みを感じるようなところはありませんでした。
営業や接客業の人は身だしなみを気にする方が多いと思いますが、ヒゲ・眉毛・鼻毛など顔周りは気にする人はいても手のひらまで気にかけてる男の人はまだそう多くありません。
でも男の人は相手の顔や胸元など体の中心に視線が行くのに対して、女の人は足先とか手先とか結構よく見ていますからね。
意識が高い人はネイルケアまで行う人もいるようですが、やはり書類やペンを相手に差し出すときに手がキレイだと印象UPに繋がることもありますし、少なくとも不潔に見られたりすることはなくなるでしょう。
施術のしやすさ的にもなかなかおすすめの部位だと思います。
メディオスターでVIO脱毛
痛みが少ないと言われる蓄熱式脱毛器メディオスターNeXT。ゴリラクリニックはこのメディオスターを全店で完備しています。
広範囲の施術を効率よく行えるため、先程の手指や足など面積の広い体部分はメディオスターで行うこととなっています。一方でヒゲ脱毛とVIO脱毛の場合はYAGレーザーかメディオスターのどちらかを希望することが可能です。
ちなみにVIOも太い毛が密集しているのでヒゲ脱毛と同じく痛みが強いとされる部位。
私はヒゲ脱毛をYAGレーザーで行ったのでVIO脱毛はメディオスターで行うことにしました。
YAGレーザーで強烈な痛みを体験した後にメディオスターで手と足を脱毛したところ、熱を感じても痛みまで感じるようなことがなかったため、このメディオスターにはかなり期待していました。
しかし、まさかあれほど・・とは・・・・
剃毛&追加のマーキング
手足の施術に入る前に既に下はタオルを巻いただけの状態に着替えており、範囲のマーキングは手足と一緒に行いました。
施術的には仰向けでV・Iゾーンを施術し、その後うつ伏せになってOゾーンの脱毛を行います。
他の部位と同じように電動シェーバーで剃り残しをキレイにしてもらったら脱毛開始です。
メディオスターでVIO脱毛 -Vゾーン
まずはVゾーンから行っていきます。
大体ビキニパンツを履いて正面から見たあたりがビキニゾーンと呼ばれるVの範囲(厳密には足の付け根のVラインから数センチ上行ったところまでがVラインの範囲でその先は太ももになります。)。
ジェルを塗ってヒンヤリし、ヘソ下あたりを端の方から当てていきます。
先程の手足の脱毛で経て

メディオスター先生ならVIOでも楽勝なのだよ。さぁーどんどんやっちゃいな!
なんて余裕ぶっこいてましたが、1回メディオスターを滑らせると下腹部にジンジンと熱を感じます。

熱っつうっ!!ちょっと、これって普通に痛い展開じゃない?
正直結構ビビりました。
手足の脱毛では毛の密度が低かったからあまり熱を感じなかっただけで、VIOのように密度が高い所は普通に痛いと言えるほどの熱が発生します。
しかも面白いのが蓄熱されていくのが分かるところ(笑)。
脱毛器のヘッドを滑らせ「ピピピピピッ」と音が鳴るごとに『ジワッジワッジワッジワッボーッ』と段階的に熱くなっていくのを感じます。
密度が低い端の方はそんなもので済みますが、いわゆる竿の根元付近など毛が濃い所は常に『ボーッボーッボーッボーッボーッ』の状態。
レーザーの当て方は最初規則的に1列ずつ当てて行きますが、端までいったらその範囲全体を乱れうちのように蛇行させながら当てていきます。この乱れ打ちも何回か往復するんですけど、正直かなり痛くて

大丈夫ですか?いけますか?

お、お願いします
のやり取りを何度も繰り返し、最後の方はモジモジと悶えながら何とかやり遂げました。
個人的にはかなり痛かったし麻酔使った方がよかったかなと思いましたが、施術してくれた方の話ではヒゲ脱毛をYAGレーザーでやるなら8割くらいの人が麻酔を使うけど、VIO脱毛の場合YAGレーザーなら5割程度、メディオスターなら3割程度しか麻酔を使わないんだとか。
そうはいっても個人的には竿の根元付近とVライン(足の付け根)の部分がかなり痛かったです。
YAGが一瞬で『バチーン』と来るのに対して、メディオスターは1回照射が始まるとゴリゴリとノズルを押さえてつけられながら『ピピピピピッ』って連続攻撃が続きますからね。
余りに痛いときは照射ノズルの冷却装置を使って冷やしながら休ませてもらえますが

蓄熱式なので余り冷やすと効果がでませんからね。頑張りましょうか!

ふぁ・・ふぁい。(やさしい声かけてるけど鬼に見えるやで・・・)
作業が順調に終えられるよう頑張って耐えようとしていましたが、かなりきつかったですね。途中から食いしばるために両手で握るバナナのおもちゃを貸していただき、照射の度にギュっと握って堪えていました。
正直施術を受ける前は

ゴリラクリニックだけにバナナ握って耐えるとかマジウケるわ
とか思っていましたが、まさかこれが心の支えになるなんて。バナナには心から感謝を伝えたい。

センキュー、バナーナ
私はVラインの毛は割と薄い方なので、太ももの毛と繋がるような毛の濃い人は覚悟しておいた方がいいかもしれません(笑)。まぁ心配な人は変な維持を張らずに最初から麻酔を使えばいいと思います。
Vライン脱毛中の様子をご覧になりたい方は動画も参考にどうぞ。
メディオスターでVIO脱毛 -Iライン&男性器
男性器(竿・玉)生えている毛も普通に脱毛が行えます。
男性諸君はご存知の通りとてもデリケートな部分なので、ヒゲ脱毛とVライン脱毛で地獄を味わった今

・・・俺もついに男を辞める時が来たか
というくらい激しい痛みへの恐れと不安感が。
人間の学習能力は恐ろしいもので、ここまでの脱毛を経てレーザー照射前の「ハイッ」の声で全身にグっと力が入るよう体が覚えてしまっていました。
もはや他人に性器を触られてることには何も感じず、運命の一発目の照射に全神経が集中する感じ。
ジェルを塗られ準備が整い・・

それじゃあ脱毛していきます。ハイッ

ギュッ(全身力んで硬直)・・・と、意外と大したことないな。
まぁ普通に考えれば性器部分は毛の密度が低いから痛みは少ないわけなんですけどね。
手の側面程度の熱量で表面は冷たくて中の方に熱を感じるけど痛みまで行くか行かないかという程度です。
どうやらビキニやVラインの苦行から恐れが強くなっていただけで、実際は何も問題なく男性器とIライン周りの脱毛は順調に終わりました。
男性器やIラインは痛みはありませんでしたが、強いて気になる点を挙げるとするならあぐらを組むように軽く膝を開かなければならず、この体制が続くと意外と関節に効きました。
ここまで終わったら仰向けからうつ伏せに体制を変えてOラインの脱毛へ移ります。
メディオスターでVIO脱毛 -Oライン
Oラインと尻の境界はどこか。
ズバリ立って後ろから見たときに見える部分が尻、重なって見えなくなる部分がOラインとなります。
私は尻に濃い毛は生えておらず、Oラインの範囲で脱毛が行えるようです。
Oライン周りも前日に剃毛していかなければなりませんが、自分で剃毛するのが難しく正直上手く剃れてなかったと思います。

(す、すまんのう・・・尻はよく見えんし恐くてあきらめもあったんや・・)
心の中で謝りながら剃毛してもらい、脱毛に入ります。
ずばり肛門周りの脱毛になるため、足を開いて尻を開くような体制で施術を受けます。
レーザーは右左片方ずつ当てていき、最後に中心付近を当てる感じで作業が進みます。
肛門とかレーザー当たって大丈夫なんやろかと思いましたが、なんのなんの。
Vラインに比べると全然大したことない感じて、施術範囲も狭いためOラインもあっという間に施術完了となりました。
これで予定していた脱毛は全て完了です。
箇所数が多かったのでヒゲ脱毛と体の脱毛と合わせ、トータルで2時間を超える施術となりました。
ゴリラクリニックの初脱毛を終えて
人生初の脱毛体験ということで事前準備の剃毛にも苦戦しましたし、レーザー脱毛がどのくらい痛いのか知ることができました。
人類は頭の毛は薄くならないように必死になる一方で、ヒゲやムダ毛は死ぬまで処理し続けなければなりません。もしヒゲを楽しむつもりがないのであれば、早いうちに脱毛してしまう方が絶対いいと思います。
高いシェーバーを買ったりして何十年も毎朝毎朝ヒゲの処理を続けて行くより、しっかり脱毛した方が毎朝の手入れも楽ちんでメリットが大きいですからね。
VIO脱毛も日本では銭湯の文化があるから全てツルツルにするのは恥ずかしい気がしますけど、Oラインは便の後の処理が楽になるため胃腸が弱くお腹がゆるみがちの私には機能的にとても魅力があります。
近年は年を取ってから介護される側になって下の世話で迷惑をかけたくないと、早めに陰部脱毛を行っておく介護脱毛と呼ばれるものも広がってきているようです。
変な話、世界中のみんながOラインを脱毛すればトイレットペーパーの消費量も減って地球環境にも良い影響があるんじゃないでしょうか(笑)。
ヒゲ脱毛は8週以降、VIOなど体の脱毛は10週以降で次回の施術を受けられるので、地球を救うためにも脱毛に取り組み別途経過を報告していきたいと思います。

VIO脱毛は地球をも救う!